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24時間換気システムを採用したい


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<川崎市幸区・AKさん(会社員・40才)>

先日の質問にアドバイスを頂き有り難う御座いました。
結果的には設計料を払う事になりましたが、授業料と思い納得する事にしました。
 
また質問がありますのでアドバイスをお願い致します。
我が家も24時間換気システムを採用したいと思っています。
 
1.そこで全熱交換型と顕熱交換型の違いと長所短所を教えて下さい。
  ある本を読んだら、全熱交換型は湿気の問題とウイルスを撒き散らす問題が
  あるそうで、顕熱交換型を推奨していました。
2.C値やQ値がそれなりに高性能な値を示す住宅でないと換気システムは
  意味がないと思いますが、基準となる計測値はあるのでしょうか?
  また、断熱材はロックウールやグラスウールで何グラムのものを何センチ
  厚で使用すればまあまあといえるのでしょうか?
3.ペアガラスを採用してもアルミサッシだとあまり効果がないのでしょうか?
  アルミだと熱伝導性が高く不利であると先の本にも書かれてました。
  しかし準防火地域ですとアルミサッシを採用するしかないのでは?
4.セントラルクリーナを採用した方の実感はどうなのでしょうか?
  なぜか営業マンは設置に消極的です。



<ある建築技術者からのお答え>
良いお住まいを造られる事にエールを送らせていただきます。

ミヤザワホーム
連絡先/日本建築学会北海道支部会員・電話747-2821
    高杉 昇

110IL181.gif  建物の性能と換気の計画については、密接なつながりがあります。
 ご質問のC値は多分「隙間相当面積」、Q値は「漏気量」の事と思いますが、まず建築される建物の気密性能が、どのくらいかあらかじめ知っておく必要があると思います。通常、この性能値についてはC値にて表示され、一般には漏気量を表示することはありません。
 さて、「隙間相当面積」の基準についてですが、北海道に於いては、普及型の基準として5cm2/m2、誘導型で2cm2/m2としています。又、日本版R2000仕様のレベルとして、1cm2/m2の数値も有ります。換気の問題はこの隙間相当面積と関連します。
 換気量を確定する基準となるのが、ビル管理法で定められている所のCO2濃度1000PPmです。この数値に対し換気回数を何回にするか、又何m3/h換気するかの検討になるわけですが、現在日本では一般に、1人当たり30m3/h又全気積の0.5回とされています。例えば、4人家族で延面積100m2の家に住んでいるとすると、30×4=120m3/h又、100m2×2.6←(天井高+階段ふところその他の数を含むおよその数値です)=260m2×0.5回=130m3/hとなり1時間当たり130m3の換気があれば良いと言う事になります。
 隙間相当面積5cm2/m2の建物と1cm2/m2の建物の暖冷房に係わるエネルギー消費量は倍違うとも言われています。地球温暖化防止のためにも気密、断熱性能の高い建物が良いでしょう。住宅金融公庫の仕様にもとづき気密工事を正しく行えば1〜1.5cm2/m2位の性能は可能と思います。
 換気計画については北欧とかカナダなどに於いては熱回収型のシステムも有効かと思いますが、日本に於いてはコストバランスも含め熱回収システムはあまり意味がないと思います。北海道に於いても旭川、釧路、北見などの寒い所は別としても集中排気型システムで充分だとの意見が大半です。断熱材の厚さについては、本州型少エネルギー仕様に+αを考えやはり、床、壁、天井を高性能グラスウール100mm程度の断熱性能にしたらよいと思います。(川崎であれば、100m2の建物で必要熱量が1000kカロリー/hクラスですむはずです)
 窓についてはトステムで外アルミ、内PVCのペア硝子用サッシが販売されています。
 
 

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コンクリート住宅の心配、結露・換気。


<神奈川県厚木市・YKさん(会社員・42才)>

110IL182.gif  今度実家の土地に家を建てさせて貰えることになり、木造住宅を計画していましたが、廻りが木造にも係わらず防火地域に指定されていることを知り、急遽コンクリートの家を建てることになりました。
  しかし周りの人に聞くと、コンクリートが乾きにくく、建ててから数年間は湿気が取れずカビや結露が起こり易くなり、押入の中の布団がびしょびしょになると言っています。また夏は暑く冬は寒い家になりやすいと言われています。
 以上の様な問題点が実際にあるのでしょうか?
 断熱材の入れ方や、サッシの材質等で解決できますか?
 計画換気は必要でしょうか?
 必要であればどの様にしたらよいでしょうか?
 私の廻りでは、実際にコンクリートの家に住んでいる人が少なく意見を聞くことができません。
 宜しくお願いします。



リプランハウスドクター・石出和博さんからのお答え
<石出さんは首都圏地域でもコンクリート住宅の設計施工実績があります>

連絡先/北海道ハウジングオペレーション・電話011-615-7777

110IL183.gif  コンクリート住宅の結露は、断熱材が薄い場合と換気が悪い場合、そのどちらでも起こります。北海道は冬のために断熱しますが、本州の場合は夏の暑さと、湿気対策のための方法が必要でしょう。
内壁に断熱する場合、北海道ではウレタン断熱材を40mm以上吹き付けると安全です。本州なら(40mm以上なら完璧ですが)30mm以上でしょうか。コンクリートの湿気は約10ヶ月ほどで抜けますから、コンクリート工事から仕上げ工事をゆっくりすることと、建築完成後1ヶ月間ぐらいはよく換気し、それから引っ越してはどうでしょうか?
 コンクリート住宅でも正しく断熱され、換気された住宅は冬暖かく、夏すずしいものです。断熱材は壁ばかりでなく、天井や床を完全に施工してください。結露は壁の部分より、床と壁の取り合い部分で起こりやすいのです。
 もし、結露がすごく心配ならば、プラン的にも北側外壁側には押入を付けないこともお勧めします。
 計画換気はある程度必要です。結露する部分は床に近いので、湿気がこもりそうな場所は、床から10cmぐらいに換気の吸い込み口をパイプで下げると結露が止まります。
 サッシはアルミサッシで十分ですが、木製サッシならもっといいですね。
 計画換気については図面を実際に見てみないと、はっきりとは言えませんが、私の場合、寝室にだけは計画換気と自然換気の両方を付けるようにしています。外の空気を入れたいときもあるからです。
 

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解決しました。床の改修工事問題(5/2掲載)


<東京都板橋区・ISさん(公務員・31才)>

110IL184.gif  先日、床の改修工事を放置された件でご相談した者ですが、一応決着が着きました。
 一刻も早く元の生活に戻りたかったため、その後、早々に依頼先の担当の方とその上司の方に来ていただいて、話し合う機会をもちました。先方は、大変責任を感じているということで、丁重に謝罪していかれました。話し合いで確認したことは以下の通りです。
 
・新しい大工さんについては、是非最後まで責任を持ってやらせてほしいという依頼先の言葉を尊重し、その手配を任せることにする。しかし、万が一その大工さんの工事に再び不具合があった場合は、当方で大工さんを手配し、それにかかる費用は全て負担してもらう。
 
・やり直し分の材料費、リタイアした大工さんの人件費はすべて依頼先の負担にする(これは前にお話した通りです)。
 
・工事期間は、やり直しを含め、当方の指定した期間で収める。当方の負担する人件費はその期間分のみとする。
 
・床以外に関して随時発生する希望に対しても、応対してもらう。
 
 やり直しにかかる人件費は、迷惑を被った分、依頼先の負担にして欲しいと思いましたが、それは当方で負担することにしました。
 
 話し合いの後、依頼先の方は敏速に大工さんを手配し、またその大工さんは腕も人柄もいい人だったので安心しました(最初からこの方だったらよかったのに!)。工事には、依頼先の担当の方も来て、毎日熱心に手伝ってくれています。その結果、工事は予定期間内で終了しそうです。
 やはりこういった工事をする際には文書をもとに、(工事の前から)綿密な打ち合せを要求するべきであったと痛感しました。でも大工さんが突然仕事を放棄するとは、誰も予測がつきませんよね。
 

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